朝8時前に会社へ。帰宅は夜9時を過ぎることも多い。
最近は土日も2〜3時間は仕事をしていました。食品業界の現場で20年。それが普通だと思っていました。
Excel(エクセル)へ売上データを手入力する、客数を転記する、検証データを何人かで打ち込む。
現場には、真面目な人ほど疲弊していく構造がありました。
誰も悪いわけではありません。
長年続いてきたやり方を、みんな必死に回しているだけです。
自分もその中で働き続けていました。
でも、あるときから明らかに体調がおかしくなりました。
夜眠れない、明日になるのが怖い、朝も早く目が覚めてしまう。
睡眠が短いから疲れがとれず、集中力も落ちていきました。
「相手が何を求めているのか」が理解できなくなる瞬間も増えました。
気づけば、家に帰ってからも仕事、休日も仕事。頭の中から仕事が消えなくなっていました。
このまま“時間を差し出し続ける働き方”だけで、定年まで走り切れるのだろうか。
それが、自分がAI(人工知能)を学び始めた原点でした。
「気合いと根性」の破綻:なぜ長年の当たり前を疑うべきなのか

休職してから、家にいる時間が増えました。
すると、子どもたちが驚くほど喜んだのです。
小学生の娘と息子が「今日も家にいるの?」と笑う姿を見て、ほんとうにうれしかったです。
自分は家族のために働いていました。でも実際には、家族と過ごす時間を削り続けていたのです。
真面目に向き合いすぎたからこそ、休職して逆に見えてきたものがあります。
本当に必要だったのは、気合いや根性ではなく、時間の使い方そのものを変えることでした。
例えば、何時間もかけておこなうデータ入力や、手作業ゆえに起きる入力ミス。
長年続いてきた仕事ほど「これが当たり前」になっています。
でもAIを学び始めると、その当たり前に強い違和感を持つようになりました。
もっと人が考える仕事に時間を使えるのではないか、もっと家族と笑う時間を増やせるのではないか、と考えるようになったのです。
【実証データ】3人・半日かかった検証作業を1人で完結させたAI活用術
AIの話をすると理想論に聞こえるかもしれませんが、自分の中ではもう違います。
現場で、実際に結果が出ています。
ある検証作業がありました。
以前は3人がかりで、午前中いっぱい使っていたデータ出力と整理の作業です。
それをAIを使って処理した結果、自分1人だけで、午前中に終わらせることができたのです。
ここで重要なのは、楽をしたいという話ではありません。
人が何時間も消耗していた作業を減らし、その分を考える時間に回せるということです。
「20年現場」の不条理をAIで破壊する。41歳・食品業界の自分がM4 MacBook Airと挑む「現在進行形」の逆襲記録でも書いたように、自分はエンジニアではありません。
現場で20年働いてきた、普通の会社員です。
それでも、Make(メイク)を使って簡単な自動化の仕組みを作れるようになり、AIへ適切に指示を出してデータ整理を任せられるようになりました。
AIは一部のすごい人たちだけの道具ではありません。
むしろ、現場で疲弊してきた40代ほど恩恵が大きいのです。
時間が足りない、体力も若い頃ほど無理がきかない、家族との時間も欲しい。
そんな世代だからこそ、「作業を減らす力」が必要になります。
自分はもっと早く知りたかったです。「頑張る」以外にも方法があるんです。
40代から始める業務自動化:会社に依存せず「自分の価値」を最大化する思考法
休職を経験して、自分の目標がはっきりしました。
将来、AIを相棒にして、自分の力で仕事を作れる状態を目指すことです。
残業2時間を10分に!Geminiで会議パワポの構成を爆速化する手順でも実証したように、資料作成、売上管理、データ分析などの業務をAIに任せられれば、自分はもっと営業や企画、未来の設計に集中できます。
ブログ、AI活用、ノーコードでの自動化。
全部バラバラに見えるかもしれませんが、全部つながっています。
「会社に依存しなくても、自分で価値を作れる状態」を作りたいだけです。
もちろん簡単ではありません。
しかも40代からの挑戦です。
もしかしたら、筋トレにちかいかもしれません。もちろん筋トレは重い、苦しい。
でも、昨日より少しだけ積み上げができる。
そして、その姿を子どもたちに見せたいのです。安定だけを追い続ける背中ではなく、不器用でも学び続ける背中を見せたい。だから今日も、パソコンを開いてAIに質問を投げかけます。
20年働いてきた経験は無駄じゃありません。
これからは、その現場経験にAIを掛け合わせる時代です。
まとめ:明日、あなたが取るべき「反撃」の第1アクション
まずは、あなたが毎週「当たり前」にやっている作業を、できるだけ紙に書き出してみてください。
その作業をAIに置き換えられないか調べるだけでも、見える景色が変わり始めます。
「頑張り方」を変える一歩は、今の当たり前を疑うことから始まります。



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