誰も自分を知らない、という自由

平日の昼間、静かな住宅街をひとりで歩く40代男性の後ろ姿のイラスト 休職リカバリー

会社を休んで、数か月。

この記事は、誰かとのつながりを否定する話ではありません。
ただ、自分の場合は、近所に知り合いがいないことが、今は助けになっている
その実感を、正直に書いておきます。

誰も自分を知らない、という自由

スーパーの店内でカゴを持ち、のんびり買い物をする40代男性の後ろ姿のイラスト

仕事に行けば、必ず顔を合わせる人がいます。

実家のほうは、社会人になるまで住んでいた場所なので、近所にも顔見知りがいます。
でも、今住んでいる環境には、そういう人がいません。

周りに知っている人がいない。
周りの目を気にしなくていい、それだけで、落ち着いて休めます。

自分は、もともと他人の目を気にするタイプだと思っています。
そんな中で、周りに知っている人がいない、と割り切れることが、心を落ち着かせてくれています

待合室で気づいた、自分だけじゃないという感覚

通院の待合室に行くと、思っていたより若い人が多いことに気づきました。

自分だけが、この病気になって大変な思いをしているわけじゃない。
そう感じました。

待合室にいるあいだ、周りの目を気にすることはありません。
お互い、早く元気になればいいね。
そんな気持ちで、静かに過ごしています。

知っている人がいないスーパーの、平日の昼間

近くのスーパーに行っても、知っている人はいません。

これが地元だったら、もしかしたら誰かに会うかもしれません。
でも、今のスーパーは、行き交うのはほとんどお年寄りで、顔見知りに会ったことは、今まで一度もありませんでした。

こういうことが、本当に、周りの目を気にせず済む理由になっています。
自分にとっては、とても楽なことです。
※そのため、のんびりと買い物をすることができています

無理のない範囲で、自分に合った過ごし方を見つけてもらえたらと思います。

会社への配慮がいらないから、参観日に堂々と行ける

子どもたちの参観日に、参加してきました。

「堂々と行ける」と言うと、反感を買うかもしれません。
たしかに私が休んでいて、仕事を変わってくれている方もいます。
それでも、会社に休みますと伝えたり、仕事の引き継ぎをせずに休みが取れたりすることは、自分にとって、とても気が楽なことでした。

これまでは、平日に参観日があっても、会社からの連絡が気になって、しっかり見ることができていませんでした。

今は休職中なので、気兼ねなく参加して、子どもたちの様子を見ることができています。
こんな状況にならなければ、ありえなかったことです。
人生に一度きりのことだと思っています。

あとで振り返ったとき、この体験を、心からよかったと思える気がしています。
仕事だけが人生じゃない、とよく聞きますが、それを少しだけ体験できた気がしています。

休日が、本当に休日になった

これまでは、休日でも会社からの連絡が気になっていました。
休日らしい休日を、社会人になってから経験することは、あまりありませんでした。

多くの社会人が、同じように感じているのではないかと、勝手に思っています。

今は、会社の連絡を気にする必要がありません。
社会人になって、初めての経験です。

それだけ、自分は仕事に打ち込んで、責任感を持って真剣に取り組んでいました。
ただ、それがあまり良くなかったのかもしれない、とも気づきました。

休日がしっかり休めることは、本当にリフレッシュになる。
それを、あらためて経験しています。できるなら、これから先は、こういう環境がある仕事をしたいと思っています。

しんどい日は、無理をしないでください。
つらさが続くようなら、ひとりで抱えず、主治医や周りの人に相談してください。


※この記事は、わたし個人の経験の記録です。感じ方は人それぞれ違います。つらさが続く場合は、主治医や専門の窓口に相談してください。

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