会社を休むことを、親に伝えた話です。
検索すると、「親に休職を言えない」「言っても理解してもらえない」という声が、たくさん見つかります。
自分の場合は、そこまで苦しい経験にはなりませんでした。
ただ、これは自慢できるような話ではありません。
運の良い条件が重なっただけだと思っています。
同じことで悩んでいる人が多いことも、調べてみてよく分かりました。
それを踏まえたうえで、正直に自分の経験を書いておきます。
伝えると決めるまでの、迷い

一番強く思ったのは、「心配させないようにしよう」ということです。
報告しても、両親は生活やお金のこともあり、心配するでしょう。
でも、心配してくれる人には、誠実に応えるべきだと思っています。
自分の行動指針として、そこは大事にしてきました。
だから、まずは親を心配させないように、と考えて伝えました。
正直、少し言いたくない気持ちもありました。
何を言われるか分からない、嫌なことを言われたらどうしよう、という不安が、少しだけあったからです。
すぐには伝えず、1週間ほど時間を置いた
すぐには伝えませんでした。
というか、できませんでした。
理由は三つあります。
体調が悪かったこと。
会社への報告を優先したかったこと。
そして、自分自身の状態を、自分でもうまく把握できていなかったことです。
これからどうなるのか、今どういう状況に置かれているのか。
それが分からないまま話すよりも、いったん落ち着いて、ある程度情報がそろってから伝えたいと思いました。
会社を休むことが正式に決まってから話したかった、という気持ちもあります。
もちろん、気持ちがなかなか前に向かなかった、というのもあります。
LINEで伝えた
両親には、LINEで伝えました。
自分の場合、妻の両親にも伝える必要があったので、そちらは妻から伝えてもらいました。
そこまでかしこまる必要もないかともおもったので。
親の反応は、「よく頑張ったね」だった
両親からは、「今までよく頑張ったね」「お疲れさま」「ゆっくり休んでください」という言葉をもらいました。
「ああしなさい」「こうしなさい」というようなことは、何も言われませんでした。
ただ、「ゆっくり休んでください」とだけ言われています。
身内に、同じような経験をした人がいたこと
自分の身内に、私と同じような経験をした人がいました。
そのこともあって、両親の中には、この先どうなっていくのか、心配しておくべきことは何か、といった経験が、ある程度たまっていたのだと思います。
細かく自分から説明しなくても、分かっている部分が多かったのだと感じています。
だから、そこまで言葉数は多くありませんでした。
いい意味で、放置してもらっている
少しそっけないような感じも受けます。
それでも、心配してくれているのは、遠回しに伝わってきます。
今のところ、生活の支援を受けているわけではありません。
ただ、あれこれ言われない、必要以上に構われない、というのは、自分にとってありがたいことです。
両親に気を使う必要も、今はあまりありません。
症状を治すという意味では、今の距離感は楽なほうだと思っています。
ある程度は自分で考えて、自分で治していく。
そこを怠らないようにしなければ、という責任感はありますが、それはもともと持っていたものです。
無理のない範囲で、自分に合った距離感を見つけてもらえたらと思います。
伝えたからといって、関係が変わったわけではなかった
休職していることを伝えたからといって、両親との関係で何かが変わったということは、ありません。
どこにでもありそうな、関係性が今も続いています。
うちがスムーズだったのは、条件が重なった結果だと思う
今回、自分の状況をお話ししてきましたが、やはり普段の親との関係性が、大きなポイントになると思います。
自分のように、ある程度スムーズに話が通るケースばかりではないはずです。
それは難しいことだと思っています。
親の立場に立って考えれば、心配になるし、様子を見に行きたくもなるし、連絡もしたくなる。
それが自然なことだと思います。
家族のこれからやお金のことも、気になって当然だと思います。
自分の場合は、家族の支えがあって、少しずつ良くなってきています。
これを一人きりで立て直していくのは、かなり大変なことだと思います。
だからこそ、ある程度は周りに頼る必要がある、と考えています。
一人で抱えきれず、症状が出てしまうこともあります。
とくに一人で過ごしている人は、誰かの支えがないと、回復が難しい場合もあるのではないかと思います。
しんどい日は、無理をしないでください。
つらさが続くようなら、ひとりで抱えず、主治医や周りの人に相談を。
※この記事は、わたし個人の経験の記録です。ご家族への伝えかたや受け止められかたは、それぞれの事情によって大きく異なります。伝えられずに悩んでいる方も、どうかご自身を責めないでください。つらさが続く場合は、主治医や専門の窓口に相談してください。



コメント