会社を休んでいるのに、家にいるだけで後ろめたい。
そんな感覚が、休職してからずっとありました。
会社のスマホに通知が来て、本当は自分が対応すべきことを、見ないままにしている。
出勤の時間を過ぎても、まだ布団の中にいる。
そのたびに、胸のあたりがつまる感じがありました。
この記事は、休職中の罪悪感を「こうすれば消えます」と説明するものではありません。
自分が罪悪感をどう感じて動き、空回りして、そしてどう折り合えるようになってきたか。
そんな記録です。
何もしていないのに、なぜか後ろめたい

休んでいるのだから、休めばいい。
頭ではそう分かっています。
でも、心はなかなかついてきませんでした。
「休んでいい」と分かっても、心がついてこない
家族からも、会社の同僚からも、「何も気にせず休んでいい」と言われました。
それでも、休めなかったのです。
自分はもともと、周りの目をかなり気にするタイプでした。
「休んでいい」と言われても、みんなは内心どう見ているんだろう、と考えてしまう。
正直、「本当に仕事をしなくていいのか」と、AIに何度も聞いてしまうくらい不安でした。
それくらい、心がついてきません。
これは、2か月ほどたった今でも、すっかり消えたわけではありません。
ただ、当初よりは、少し気にしなくなってきています。
平日の昼間が、いちばんこたえた
平日の昼間、妻は働きに出ています。
みんなが働いている時間に、自分だけが家にいる。
その時間帯に、後ろめたさが強くなりました。
せめて家のことをしようと思っても、意外と体が動かない。
家事も、うまくできない。
働いてもいないし、家のこともできない。
そこが、いちばんこたえたところでした。
SNSなどを見て、誰かと比べてしんどくなるなら、少し距離を置いていいと思います。
物理的に離せるものは、離す。
離せないものとは、どう折り合うかを、ゆっくり考えていけばいいと思います。
罪悪感を「消そう」とするほど、しんどくなった
後ろめたさを打ち消そうと、無理に何かをしようとした時期がありました。
でも、これがうまくいきません。
いろいろ手をつけても長続きしないし、体も疲れてしまう。
休職中は、自分にできる範囲が、ふだんより狭くなっています。
だから、思ったように物事が進みません。
ブログを書こうとしても、記事の執筆が進まない。
AIで作業を仕組み化しようとしても、組み立てる工程が、思ったより進まない。
3日で終わるはずだったことに、1週間かかる。
ハードルは下げたはずなのに、それすらできなかった。
そう感じるたびに、罪悪感はかえって増えていきました。
消すために動いたのに、その動きが、罪悪感を増やしていたのです。
「何もしない1日」を、自分に許せなかった
そもそも自分には、「何もしない1日を作る」という発想がありませんでした。
何かしていないと、落ち着かない。
自分が成長していないと、不安になる。
復帰して仕事に戻ったとき、過去にできなかったことを潰しておかないと不安だ。
お金のこと、再就職のこと。
先のことを考えると、じっとしていられない。
だから、何かにチャレンジして、勉強して、をくり返していました。
「1ミリも成長しない」と感じる時間を、自分に許せなかったのです。
何もしない1日の過ごしかたについては、こちらの記事に書いています。
一行書けた日に、後ろめたさが少しだけ軽くなった
転機、というほどのものではありません。
ただ、ほんの小さなことができた日に、後ろめたさが少しだけ軽くなりました。
ブログを一行書けた。
記事の案をひとつ考えて、AIに相談できた。
散歩は、近所の公園のベンチに座って、ぼーっとして帰ってくるだけ。
それでも、外に出て、日の光を浴びられた。
何かひとつやれた、というだけで、心はずいぶん楽になりました。
でも、書けない日もある。それでいい
ブログは、2日に1回は投稿したい、
というゆるい目安があります。
でも、その目安には、しばられないようにしています。
気が向いたら、パソコンを開く。
スマホにイヤホンをつないで、声で記事を書く。
今もタイピングはせず、喋りながら音声入力しています。
これができる日も、できない日もある。
できない日は、「めんどくさいな」で終わり。
仕事なら、めんどくさくても自分を無理やり椅子に座らせて、作業させていました。
でも、それは絶対にしないと決めています。
気が向くのは、だいたい起きてから午前中まで。
その時間にできたら、やる。
ちょうど今はワールドカップを見ていて、なかなか時間もありません。
それでもいい、と思いながら過ごしています。
罪悪感は、すっかりは消えない。でも、少し付き合えるようになった
劇的に乗り越えた、というわけではありません。
今も、罪悪感はあります。
ただ、以前よりは薄くなってきました。
理由は、将来への不安が、少しずつ減ってきたからだと思います。
不安は、大きく2つでした。
お金のことと、再就職できるのか、ということ。
お金については、傷病手当金がまだ始まっていないので、実際どうなるかは分かりません。
それでも、傷病手当金や失業保険について自分なりに調べて、おおよその見通しは持てました。
自分の収支も記録しているので、それをもとに計算すると、少し先が見えます。
再就職については、正直、分かりません。
「こうなればいいな」という希望はあるけれど、そんな都合のいい話があるかどうか。
それでも、次に向けてどんなステップで進むか、自分なりの道筋は見えてきました。
そのなかには講習も入っていて、自分なりに準備して臨めそうです。
何も確定していない、あやふやな状態です。
でも、多少の軸が見えたことで、大きかった不安が、半分くらいまで減りました。
その分だけ、罪悪感も薄くなったのだと思います。
しんどい日は、休むことを最優先に
しんどい日は、休むことが最優先です。
1日でも、10日でも、1週間でも、1か月でも、1年でも。
まずは体調を優先して、あなたが元気になることが、いちばん大事です。
自分自身、この2か月、なかなか良くならないと感じています。
もしかしたら、すぐには治らないのかもしれない、と思う日もあります。
だから最近は、自分を治すことだけでなく、周りの環境や生活習慣を整えることも、同じくらい大事なのかなと思うようになりました。
とにかく、まずは休む。
そして、つらさが続くようなら、ひとりで抱えず、主治医に相談してください。
※この記事は、2026年6月時点の、わたし自身の経験を書いたものです。
傷病手当金や失業保険などの制度は、人や加入先によって異なります。
療養の進めかたや手続きの詳細は、主治医や、ご自身が加入している窓口に確認してください。



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